皆さん犬の写真撮ってますか?
特に子犬の時期は一瞬で過ぎてしまいます…
可愛い瞬間をしっかり保存しておきたいですよね。
我が家ではミラーレス一眼を持っていたので、キーリが少し落ち着いてきた5か月目から沢山写真を撮るようにしていました。
しかし…



全部ぶれてる…
子犬のうちは動き回ってばかりなので、全然綺麗に写真が撮れませんよね。
今回は犬をかわいく撮影するための、カメラの設定について紹介していきます。
あまり難しい理屈とかは読みたくないんだけど…
犬の撮影時に使いそうなとこだけメッチャ簡単に紹介するよ!
ちなみに我が家のカメラ(の後継機) はこちら。MarkIIで撮影した写真で紹介します。

動いている犬を可愛く撮りたい!設定方法は?
カメラ初心者の私たちは通常「オート」で撮影することが多かったのですが、犬を飼ってみて「オート設定でぶれてしまう」問題に直面しました。
オートの設定は便利ですが、動く物体の撮影には向いていません。

やばいレベルでブレる。
これを解消するにはシャッタースピードの設定を変更する必要があります。
シャッタースピードが速いと、
素早く動くものでもブレずに撮影できるよ
シャッタースピード優先(S)モードを使用する
シャッタースピード優先では、シャッタースピードを自分で変更することができ、それ以外の設定はカメラ側が自動でやってくれます。
シャッタースピードは室内なら1/500秒、屋外で激しく動いているときは1/1000秒程度の設定が目安とされています。
シャッタースピードを上げることで、より短い「瞬間」を切り取ることが出来ます。
シャッタースピード優先(S)モードを使用しブレを減らす!
シャッタースピード優先に変更したときの写真がこちら。

おっ!ぶれてない!
でも、いつもの部屋なのに暗くない?
シャッタースピードを上げると、代わりに暗くなっちゃうんだ。
シャッタースピードを上げるとある程度の環境光(周辺の光)がないと暗くなってしまいます。
晴れた屋外などであれば十分な明るさがありますが、屋内での撮影や暗い場所だと全体的に暗い雰囲気の写真になりがちです。
もっと明るくてキラキラした写真が撮りたいよぉ…
もうちょっと設定を変えてみようよ。
明るさに関する設定を変更する
画面が暗くなってしまう場合、2種類の設定で明るさを変えることが出来ます。
- 絞り値(F値)
- ISO感度
まずは絞り値(F値)を変えていきましょう。
絞り値(F値)を変更する
絞り値を変更すると、カメラが取り込む光の量が変化します。
絞り値を小さくすることで、明るい写真にすることが出来ます。
絞り値を小さくすると明るさだけ変わるの?
背景のボケかたも変わってくるよ。
絞り値を小さくすると背景がボケやすくなるんだ。
ふんわりした写真になるんだね。
シャープに撮りたいときは絞り値を大きくするのかな。
シャッタースピードを上げて画面が暗くなってしまう場合、まず絞り値(F値)を小さくしてみましょう。
少し明るくすることが出来ます。
ISO感度を変更する
ISO感度はカメラの中でどれくらい光を増幅させるかの設定になります。
ISO感度が大きいほど、明るい画面として撮影することが出来ます。大体100-25600程度の値で設定できます。
じゃあISO感度が高い方が良いのかな?
ISO感度を上げるデメリットは、ノイズが入りやすくなるんだ。
なるほど~何かを得ると何かを失うね…
最近のカメラではISO感度を自動的に変更してくれますが、その範囲は自分で指定することが可能です。
カメラの設定の中に「ISOオート設定」など、ISO感度の下限~上限を設定できる箇所がありますので、何度か試し撮りをしてみて「自分が許容できる範囲」のISO感度度を設定しておきましょう。
我が家の室内(LED照明下)ではF値5.4、ISO16000くらいあれば
家具の陰になるところでも、そこそこの明るさで撮影ができたよ。
こちらがその写真です。

こういうの撮りたかったのよ!!!
キーリ
ブレもないし暗すぎなくて良い感じだね。
折角だからレタッチで更にクオリティを上げていこう!
画像編集ソフトを使って修正する(レタッチ)
自分が許容できるクオリティの画像を微修正したいときは「レタッチ(画像編集ソフトでの修正)」しましょう。
Windowsであれば、「フォト」アプリでも簡単なレタッチが可能です。
- フォト→編集と作成→編集をクリック

- 調整→「ライト」「色」などを変更→コピーを保存

実際にレタッチしてみた写真はこちらです。Before Afterを比較してみてください。
←Before (中央のスライダを動かせます) After→
見やすく綺麗になったね!
レタッチはやりすぎると写真のアジが消えちゃうから
ほどほどにしたいね。
それでもうまく撮れない…そんな時は。
シャッタースピードを上げて明るさの調整をしてもうまく撮れない場合の対策2つを紹介します。
連写する・大量に撮影する
1つ目は連写機能を使うなどして、大量に撮影を行うことです。
特定の瞬間を狙って撮ろうと思っても中々タイミングを合わせるのが難しいため、撮りたい瞬間の前~撮りたい瞬間の後までを連写しておき、綺麗に取れた瞬間の写真だけ残すようにします。
プロの方も沢山撮るらしいね。
今はデジカメで撮り放題・消し放題だから
いっぱい撮った方が撮影チャンスを逃さず済むね。
我が家でも設定を微妙に変えながらいっぱいシャッターを切っています。
どれかは良い写真のはず。
動画を使って撮影する
2つ目は動画を撮影して、後で「撮りたい瞬間」のところだけキャプチャする方法です。
写真が撮りたいのに動画を使うの?
動いているものを撮影したいとき、中々ナイスショットが撮れないなら
動画から切り出してみると良いショットが抜き出せるよ。

こちらはGoProで撮影した動画をキャプチャ→レタッチした画像です。
印刷するには解像度が低いかも知れませんが、ブログやSNSに載せる分には問題ありません。
お散歩ジャンプの瞬間は動画の方が撮りやすいね。
我が家で使っている動画撮影機材はGoPro HERO10です。
小型でミラーレス一眼より雑に扱えるので、お散歩でよく使っています。
GoProは耐衝撃・耐水性能が高いので、
犬の撮影には向いていたね!
キーリの動画を綺麗に撮りたいのでGoPro買ってしまいました…

最近のスマホはカメラ性能が高いから、
スマホでの動画撮影でもキャプチャできそうだね!
まとめ:3つの設定で動く犬の写真が撮れる!
素早い動きの犬を撮影するとき調整する設定をご紹介しました。
- シャッタースピードを上げる
- 絞り値(F値)を下げる
- ISO感度を上げる
- 大量に撮影する
- 用途によって動画のキャプチャを使うと簡単にナイスショットが撮れる
最適な設定を見つけるのが楽しくなってくるね!
可愛い私たちをいっぱい撮ってほしいな。