こんにちは、ミニチュアダックス キーリの飼い主のぺりです。
ペットカート選び、悩みますよね。
そもそも必要なのかどうか、どのペットカートが良いかなど悩みが多いかと思います。
この記事では私が使用しているコムペット ミリミリライト アルファ EG ロングDのレビューや、ペットカート自体を使うのに向いている人のまとめをしていきます。
ペットカートの購入検討している方の参考になれば幸いです!
ミリミリライト アルファ EG ロング Dのスペック
このカートはコムペットの製品です。

出典:コムペット公式サイト
ミリミリというペットカートのシリーズの中で
- Lite=本体が軽量化されたモデル
- EG=エッグショック(キャリーに衝撃吸収マット付)
- Long=キャリー部分が長い、体長の長い子/2匹での利用向け
- D=タイヤ交換可能
という機能を持っているモデルになります。
本体は4.4kgと軽く、折り畳み可能でコンパクトに収納できます。
また12kgまでのペットを乗せることができます。
キャリーの内寸はW270×D550×H250mmです。(幌を除く)
使用して感じたメリット
ミリミリライトを使用する前後で感じたメリットは以下の通りです。
- 地面に落ちている食べ物を気にしなくていい(カートのメリット)
- 多少暑い日でも涼しく過ごせる(カートのメリット)
- 人混みの中でも踏まれない(カートのメリット)
- 一時的に安全・快適な場所を作れる(カートのメリット)
- 軽い(ミリミリライトのメリット)
- 折りたたんでコンパクトになり、自立する(ミリミリライトのメリット)
- ダックスが入れるくらいの長さがある(ミリミリライトのメリット)
- 洗える(ミリミリライトのメリット)
順に説明していきます。
まずはカート全般のメリットから!
地面に落ちている食べ物を気にしなくていい
ペットOKなカフェなどで愛犬と過ごす場合、愛犬を床に置いておくと落ちているものを食べてしまうことがあります。
事前に確認しても、思いがけないところから食べ物を拾ってくることがあったり、まさに飼い主自身が食べているものが落ちてしまうこともあるなど気が抜けませんでした。
カートに愛犬を入れておくことで、こうした食べ物を食べてしまう確率を減らすことができます。
多少暑い日でも涼しく過ごせる
ペットカートは専用の保冷剤が発売されており、これを付けることでキャリー内の温度を下げることができます。
夏場にお出かけしたいときや、カフェで過ごしたいときは保冷剤を使いながらお出かけしています。
またキャリー部分は地面から遠いので地面付近よりも気温が低いので、多少の暑さであればカートを使用することで問題なくお出かけできました。
ただ、本当に真夏になってしまうと流石に厳しくなるかもしれません。
我が家ではエアバギーのクールクッションを使っています。今探したら売り切れになっていました…
柔らかく、丈夫そうで、結露しにくそう、という基準で選んでいます。
人混みの中でも踏まれない
人混みがあるイベント会場や駅の近くに行く際、人に踏まれてしまわないようにカートを使っていました。
ダックスの場合は体高が低いので、踏まれたり蹴られたりしてしまう可能性が高いです。
カートを使うことで人混みがあるエリアでもこうした危険なく通過できるようになりました。

↑わんわんイベントデビューも果たしました!試食や服の試着等いろいろあり楽しかったです。
一時的に安全・快適な場所を作れる
まれに「犬を床から避難させたいけど、ケージやクレートが適さない、ずっと抱っこもできない」状況がありました。
こういう時にさっとカートを広げて愛犬を入れておくことができました。
ミリミリライトは首輪と繋げられる安全紐がついているので、飛び出さないようにしておけます。
またタイヤのストッパーもついているので出ようと暴れてカートが動いてしまうこともありませんでした。
ここからはミリミリライト特有のメリット!
軽い
4.4kgということで、ミニチュアダックス1頭分くらいの重量になります。
他のペットカートと比べて、比較的軽いカートです。
段差や階段があった場合、犬とカートを両方抱えて乗り越えることになりますし、本体が重いと女性一人で取り回すのが大変です。
今のところ私でも問題なく扱えています。
折りたたんでコンパクトになり、自立する
我が家は賃貸マンション住まいです。
あまり多くのスペースを取ると収納が大変なので、折り畳めるものにしました。
また、折り畳んだものを立てて置いておきたかったため、自立するミリミリライトは理想的でした。
ダックスが入れるくらいの長さがある
普通のキャリーのサイズですと体長が長いダックスがのびのび過ごせないため、体長に合わせて長いキャリーを探しました。
ミニチュアダックス キーリは体長45㎝前後のため、55㎝長さのミリミリライトではのびのび過ごせています。
ちなみに購入前に、取り扱い店舗でキーリに合うサイズかどうかを確認しました。
愛犬の反応を確認することも兼ねて、念のため購入前には確認することをオススメします。
洗える
キャリーカバーは洗うことができます(手洗いのみ)。
一度キーリがおもらししてしまったことがありましたが、その際はお風呂場でザブザブ洗って干すことで綺麗になりました。
犬の毛やにおいが気になる場合も、洗えるのであれば安心できます。
今は更に洗いやすくするためにキャリーカバーも付けて使用しています。
キャリーカバーは洗濯機でも洗えるので、オススメです。うちでは楽天の↓の商品を使っています。

ただ、残念ながらこのカバーを使用中は幌を畳む必要があります。
使用して感じたデメリット
ミリミリライトを使用していて感じたデメリットは下記です。
- 車体が軽いため路面状態が悪いとガタガタする
- 賃貸に置くにはスペースを取る
車体が軽いため路面状態が悪いとガタガタする
軽量モデルなので、安定性は劣ります。
小さな段差や障害物(石など)でもカートがガタついたり、斜めになったりします。
両手でしっかりホールドして使えば問題ないのですが、もっと安定して走行させたい方には向かないです。
その場合は重量があって車輪が大きいカートを選択しましょう。
賃貸に置くにはスペースを取る
折り畳みできても、カートはある程度大きいな、とは感じます。
使用しない時期は邪魔ですので、邪魔にならない置き場を決めてから購入することをオススメします。
そもそもペットカートは必要か
下記の使い方を予定している方には、カートの使用をオススメできます。
- ペットOKのカフェのテラス席で使用したい方
- ペットカートOKな公共交通機関で使用したい方
- 犬の散歩で使用したい方
- イベント会場やペットOKな施設で使用したい方
- 宅内で一時的にペットを置くスペースにしたい方
順番に説明していきます。
ペットOKのカフェのテラス席で使用したい方
テラス席のみペットOKのカフェなどではカートを使用することで、愛犬の様子を確認しやすい、安全性を向上させることができるというメリットがあります。
地面に愛犬を置いておくと、以下のような危険があるからです。
- 以前のお客さんが落とした食べ物を食べてしまう
- 愛犬が椅子などにマーキングしてしまう
- 通路に出た愛犬が踏まれたり蹴られたりしてしまう
- リードが絡まったり外れたりしてしまう
- 地面が暑い、寒い
- その他、様子が分かりにくいため気づかない危険に晒される
もちろん、ある程度スペースがありカートを安全においておける場所に限りますが、目の届くところに愛犬を置いておけるので安心して時間を過ごせます。

ペットカートOKな公共交通機関で使用したい方
一部の公共交通機関ではペットカートに愛犬を入れて乗車することができます。(事前にペット乗車の規約をご確認ください)
クレート+愛犬を運搬するのは重いためかなり大変ですから、カートを使用できるのはありがたいです。
ただ、大半の公共交通機関では残念ながらペットカートは使えませんのでご注意ください。
犬の散歩で使用したい方
下記のような状況の場合、お散歩でもペットカートの使用をオススメします。
- 愛犬の足腰が悪く、目的地までの道のりを歩くのがつらそう
- 愛犬が高齢で歩けないが、外の景色や空気を楽しませたい
- 愛犬がワクチン接種前なので、地面や他の犬に接触させたくない
- 夏場で地面が暑いが、愛犬を連れていきたい場所がある
実際に上記の理由で使用している方に出会ったことがあります。
こうした事情の方に、ペットカートは強い味方になってくれます。
イベント会場で使用したい方
わんこに関するイベントは各地で開催されていますが、人混みの中を愛犬とともに歩くと愛犬が踏まれてしまう危険があります。
また、思いがけないところで犬同士が喧嘩になってしまうことを防ぐこともできます。
イベント会場で安全に移動するためにペットカートを使うのはとてもオススメです。

↑とても混んでいますが、踏まれず安全に移動できました。幌があるので暑い日でしたが日陰を作れました。
また一部のショッピングモールなどの施設では、カートに入れていれば入場できるところもあります。
こうした施設では入場後、カートに入っていることで商品との接触や他のお客さんとの接触、マーキング、踏まれる等の事故を防ぐことができます。
ただ、イベントでも施設でも、通路上をカートで塞がないようにご注意ください。
(たまにカートで通路を塞いで大渋滞を起こしている方を見かけました…)
宅内で一時的にペットを置くスペースにしたい方

これは我が家独特の使い方かもしれませんが、帰省したときカートを宅内に運び込んで使っています。
床に放しておくと拾い食いのリスクがあり、クレートだと長時間狭い場所でつらそう、ケージは食卓から遠くて嫌がる、という状況だったため、食卓近くにカートを置かせてもらいました。
食卓にいる人の顔が見えますし、カートのキャリー部分に広さがあるのでくつろいで過ごすことができるようです。
また、お引越しの際も自宅内にカートを設置して使っていました。
お引越しの場合、床の上に雑多に物が置かれますし、段ボールの隙間に挟まってしまう、作業者に気づかれず踏まれるなどの事故の可能性もあります。
そのためケージを撤去してしまった後は、カートに入ってもらっていました。
クレートよりは高さがあり、周囲の状況が分かってよかったようです。

↑段ボール運び込み作業中でしたが、気にせずスヤスヤしていました。幌はおろしてありまので隙間から撮影。
ミリミリライト アルファ EG ロングDはオススメ!
この記事ではミリミリライト アルファ EG ロングDのレビューを行いました!
総評としては、ダックス飼い・賃貸住まいの方には軽量、コンパクトでとても使いやすいカートだと思います。
購入を検討している方の参考になれば幸いです!